
この作品を描いたのはシリーズを描こうと決めてから12年後です。
当時の神父さまに鎌倉の教会らしい、着物姿のマリア様を描くことを勧めていただいてから10年何も描けず、さらに最初の1枚が背景だけで人物が描けず。
12年目から「あの花もこの花も描きたい」「こんなマリア様も描きたい」と思えるようになったばかりの頃にこの絵が完成しました。
淡い色調が多い私の作品には珍しく背景は赤、向日葵の黄色に紺地に白い雪の結晶紋様が鮮やかに散りばめられています。
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・制作者:竹中恭子(水彩画家)
・ハガキサイズ(100mm×148mm)