
マリア様の衣装は赤い衣に青いベールなど、
昔の宗教画には様々な制約がありました。
この絵は、マリア様が地球の上に乗り足元に原罪(悪の象徴)としての蛇を踏みつけながら指先から稲妻を出して12の星座を頭上にいだくと言う、伝統的な表現に倣い描いています。
意外に難しかったのは蛇。
肉の厚みがありそれが踏まれている訳ですからペラっとした紐みたいに見えないよう、蛇の絵や写真沢山見てから描きました。
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・制作者:竹中恭子(水彩画家)
・ハガキサイズ(100mm×148mm)